会心作だった前作”ISLAY”から1年半振りの新作が待望のアナログ化。じっくりとレコードに針を落として向き合って楽しんでほしい1枚です。

ポップに振り切れた前作からはトーンが違う感じのする新作で、今作に対するインタビューなどを読んでもその意図は感じられる内容で、抑揚や起伏を抑え、音数を減らしつつ、有馬くんのメロディを真ん中に据えつつも、鳴ってる音全てのバランス感覚が絶妙というか、溶け合う感じが気持ちいい！益々おとぎ話というバンドの妙な存在感と説得力が増している感じのする渾身のアルバムかと！！