北欧エモーショナルバンドの雄AERIALのGt/VoであるSEBASTIANのソロプロジェクト!美メロと美音粒子が宙を舞う哀愁の北欧メランコリックポップサウンド!心地よ過ぎて気持ちよ過ぎるサウンドに揺らめいて下さい!
AERIALの新作でも肝だった開花した唄心やボーカリスト、メロディメイカーとしての才能や魅力を引き出した作風できめ細やかなエレクトロニカエッセンスと、柔らかなアコースティック要素、ロマンティック要素が完全に融合したキラキラとした仕上がりです。何気なく素晴しい。そんなメロディとサウンド。AERIAL等の所謂エモ系譜にあるファンは当然、より幅広いポップミュージックファンに親しんでもらえる事確実な内容になっています。RADIOHEAD的なインテリジェンスな要素、WASHED OUTやSUMMER CAMP等の最近のGLO-FI、フローティングポップ系のサウンド、同郷のAIR FRANCEやTHE TOUGH ALLIANCE、PACIFIC!辺りに通じる北欧のドリームポップ系、ELECTRIC PRESIDENTやLALI PUNA、GUTHER、THE GO FIND等のMORR周辺のサウンドの融合といった感じです。様々なサウンドアプローチを誇りつつも、中心にあるのはSEBASTIANの歌とメロディ。OWL CITYやKYTE、JONSI辺りのファンをも魅了する事確実な幻想的で心地よい傑作にしあがりました。爽快なエレクトロにかポップチューンM2"Sequenced Dreams Of Independence"や先行シングルだったM3"Star Receiver"でのキャッチーかつメランコリックな世界観、M4"All I Know Is But A Fog"ではシューゲイズ的な要素も見せ、キラキラとしたアルペジオに導かれる開放感溢れるエモーショナルポップなM6"Transparent Is Ok"、なだらかなメロディが気持ちいいインディポップ系のM7"Kneel To Kim"、RADIOHEADを彷彿とさせるM9"Perfectly Aligned"のディープな感じ。幻想的で感動的なスケール感溢れるラストチューンM10"The Solemn Light Of Observation"と、世界観は統一されつつも豊潤なアレンジ、サウンド、メロディで聴かせる傑作です。
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