NIW時代を総括するベスト盤”CLIPS”を経て、歩んできた道を踏みしめ、前へと、新たなる道を歩む第一歩。
徹底的な現場の人であり、圧倒的吸収力とキャッチ力を兼ね備えたリスナーでもあるケイシの歩んできた経験と感性、感覚が封じ込められた作品。解き放たれたと言うか、もの凄く自由に音楽活動を楽しんでいる感じがひしひしと伝わってくる楽曲の数々で、ゴスペル的な多幸感を手にした楽曲や、メロウネスやソウル感も増した表現力をモノにした楽曲など、経験と挑戦が結実したアルバムかと思います。根っこにあるインディポップなセンスを拡大させていくその音楽性は、もっと評価されるべきだし、広がるべきだと思います。
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