JACK JOHNSON+KINGS OF CONVENIENCE+MAROON 5。マジっす!信じて買って下さい。本気ですから!!!
涼しげなアコースティックギターのアルペジオから惹き込まれる1曲目"Automatic"は、まさにKINGS OF CONVENIENCEにも通じる清涼感溢れるアコースティックポップサウンド。一転M-2"California Lover"ではファンキーなグルーヴとセクシーなボーカルが心地よ過ぎるダンスチューンを披露。M-3"Sunday Morning Birds"は今作のリードトラックで、ビデオも制作された大名曲!まさにこれぞ聴くものを選ばない爽やかで感動的なバラードの名曲と言えるでしょう。押し付けがましくない哀愁がグッと来ます。各CS局でのビデオ放映や、ラジオ局でのオンエアにはこの曲をプッシュして行きます。彼等の音楽世界への入り口には持ってこいの間口の広い大名曲です。M-4"Move Along"もM-1に通じる爽やかなアコースティックサウンド。M-5の"Bird Queen"は、更に彼等のポテンシャルの高さを見せつけられる、軽快なロックチューン!シンプルながら印象的なギターリフと、力強くも繊細さを失わないメロディを、さらっとミックスしてしまうセンスは本当に凄いモノだと。M-6"Wild Days"では、まどろむグルーヴが心地よ過ぎるセクシーな楽曲で、ジャムバンドにも通じるノリを披露。これまた彼等のセンスの良さを見せつけられます。M-7"Rosegrow"はお互いのアイデアを構築して作り上げて行った彼等の根源とも言える楽曲で、様々な要素を感じさせる楽曲。M-8"Hit & Run"はとにかく心地よく、そして爽やかな優しいポップチューン。M-3"Sunday Morning Birds"のラインでのミドルナンバーと言えるでしょう。M-9"Romeo's Tune"はまさに夕陽や海辺が似合う感じの、JACK JOHNSONやDONAVON FRANKENREITER的なアコースティックギターをつま弾きながら歌われる癒しの楽曲。そして本編最後となるM-10"A Dog Named Tan"の優しい世界に揺らされるのです。更にこのあとに2曲のボーナストラックが収録されるわけですが、なぜこの2曲が本編から削られているのかまったく理解出来ない恐ろしい程のクオリティを誇る名曲なんです。と、とにかくメロディの良さ、声の良さ、聞き飽きさせない多様な楽曲。かといってばらついた感じを持たせない芯の通ったPAJARO SUNRISEの確立された世界が描かれてる見事な傑作です。聴いた誰もが間違いなく納得して頂ける傑作だと思います。そして何年経っても聴けるであろう名盤だと断言します。
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